平成21年度 第1回定例会議

2015年01月9日

<一般質問>

質問:通告に基づき順次質問いたします。今年は丑年、足腰を鍛え、しっかりと前に進んでいきたいと思っていたところ、私の住む北沢地域では年明け早々、牛の歩みではなく、うさぎ年でもないのに走り出す事態が起こりました。それは北沢5丁目での不発弾処理だったのですが、昨年5月調布で電車や道路を一時止めて、病院や住民も避難した大規模な不発弾処理があった後だけに、やはり不発弾問題は決してひと事ではないと改めて思ったところです。まさか自分のすぐそばで起ころうとは思いもせず、昨年の6月定例会で、このことに触れて質問をしましたが、その際の答弁では、災害対策本部をすみやかに立ち上げて、警察・消防・自衛隊の防災関係機関と十分に連携協力して、周到な準備を行い、不発弾撤去に向けた万全の体制を確保するという内容でした。今回はどうだったのでしょうか?また、平成3年の池尻4丁目の事例に次いで2回目となりましたが、世田谷区として体験として何を学んだのか伺います。 高齢者にやさしい社会づくりについて伺います。 他の自治体でも来年度予算に向けて、さまざまなアイディアが出され、世田谷区でも不景気対策を吹き飛ばす勢いで色々な施策が含まれた予算案が提出されたところです。百年に一度の経済危機とまでいわれる世相の中では、これまでとは違う発想でことに当たっていく時代になったともいえます。まさにピンチをチャンスに切り替えるぐらいの前向きな発想が必要ですし、区民一人ひとりが出来ることを行い、責任を果たしていかなければなりません。ところでそういうピンチを乗り越えてきたのが戦後の日本だったと思うのです。戦後日本の総括は、歴史という学問の世界でなく、今の暮らしに直結したことでもあるので、みんなで行っていくべきと考えていますが、何より忘れてならないのは、復興を担った先輩方の汗と涙です。だからこそ先輩方への感謝はとても大切だと思っています。昭和元年。1926年に生まれた方は、今年83才になるわけです。昭和14年生まれが70歳ということです。これらの方は戦後に青春を過ごし、もしくは昭和30年代の高度成長期に労働力として、日本の繁栄にむけて血の汗を流した世代です。60代の私は親が戦争に連れていかれた世代で、戦後はまだ子どもでした。復興の勢いがついてから、それに乗った感覚を持っています。今、経済的に厳しい状況にありますが、日本が物質的に豊かになったことは事実です。これはまさに戦後の経済成長を支えた、現高齢者の頑張りにほかならないと思いますし、それを否定される方もいないと思います。ところがその高齢者に対して、今の社会はちょっと冷たすぎるのではないでしょうか。高齢者へ礼を持って接し感謝の気持ちを抱く風潮を築いていかないと、今頑張っている人も先々に事を考えたときに気持ちが萎えてしまいます。今回、区が火災警報器を設置する判断はとても高く評価します。しかし、区がお金をかけて何かのサービスを提供するという次元とは別に、社会の中に高齢者へ感謝するというやさしい風土を築いていく努力、それが求められていると思うのです。こういう礼を重んじ、高齢者に優しい心遣いのある社会づくりは高齢者の虐待防止につながります。毎月「敬老の日」があったってかまわないぐらいの話だと私は思っています。行政が旗を振るのも情けない話ですが地域の中で高齢者に礼をもって接し、高齢者にやさしい風土を築いていくためにも、何かしらの継続的な取り組みや働きが求められているのではないでしょうか。私は大きな方向性を示して、全体を誘導していくような地道な取り組みが必要と思います。漠然としたことですが、区の考えを伺います。 障害者福祉計画によりますと、区内の就労移行支援事業所などの利用者や特別支援学校の生徒の区役所内での体験実習のことなどがあります。障害者の経済的自立のためにも重要な取り組みと思いますが、反面、課題も多いものと思います。その課題をみんなで共有しないと実習を受け入れる側に負担感が生まれてしまう可能性があります。そこで伺いますが、体験実習などにむけた条件や環境の整備について区はどのように考えているのでしょうか。

次に咳エチケットの実践について伺います。 今年はインフルエンザが4年ぶりに大流行で幼稚園や学校の学級閉鎖も多く、特にAソ連型といわれるタイプが多いと聞いています。A香港型もあって、両方かかってしまう人もいるそうです。東京都は流行がひとまず収まったと発表したようですが、まだまだ気を許してはいけません。議会でも何度も取り上げられた新型インフルエンザの大流行という危機感もありますが、既存のインフルエンザにしても役所で流行してしまったら行政は機能低下してしまいますし、窓口などの利用者に対する感染源にもなってしまいます。ところが真面目で仕事熱心な職員ほど、ちょっと無理して出勤してくるのではないでしょうか。その結果、通勤の途中で、職場の窓口で感染源になってしまいます。やはり、この時期には通勤や職場、窓口ではマスクを掛け、ウィルスをバラまく人にもならず、予防にもなる、そのような取り組みを進めるべきと思うのです。この議会にもマスク姿が目立っていますが、皆さんの意識はそこにあると思います。このような咳エチケットについては注意を呼びかけている事は知っていますが、呼びかけではなんとなく「おざなり」に感じられます。インフルエンザに対する社会的な危機感も高まっている中、この時期のマナーとして定着させるためにも保健所を持っている区の職員が率先して行うべきことのひとつと思います。2月も下旬になった今、待ったなしとも言えますが区の考えを伺います。


<総括>

それでは私は、水害対策について質問をいたします。1月24日付けの新聞記事によりますと、中央防災会議の大規模水害対策に関する専門調査会で荒川堤防決壊時における地下鉄の浸水被害想定公表についての報道がありました。これは、200年に一度の大雨が発生し、北区志茂、足立区千住、墨田区墨田の荒川堤防が決壊した場合の地下鉄の浸水被害想定となっており、最悪の場合には、約10分後に地下鉄などへの浸水が始まり、6時間後には西日暮里駅など6駅が、9時間後には、上野駅など23駅が、12時間後では大手町駅など66駅が、15時間後では、銀座、霞ヶ関、赤坂、六本木駅など89駅が浸水し、最終には、97駅その内、81駅は改札階が天井まで水没するという状況になって、地下走行区間で17路線147キロが水没するという被害想定となっています。ちなみに足立区の場合では、千代田線などの16路線の138キロと89駅、墨田区の場合でも半蔵門線などの9路線37キロと27駅で浸水が予想されています。大規模河川が決壊した場合には、今、紹介したインフラへの被害をはじめ、私達の生活にも多大な影響が生ずることは十分予想されます。  一方で、世田谷区の場合には、ご存知のとおり一級河川である多摩川が流れています。過去には多摩川が決壊してテレビドラマにもなった水害被害か発生しています。区では毎年5月下旬ごろに、水害被害の発生に備え、多摩川の河川敷において東京消防庁と合同で水防演習が実施されています。地域の住民も含め土のう積みや家屋等の浸水を防止する都市型水防工法訓練や土のうを積んで河川から越水を防止をする積み土のう工法訓練など熱心に訓練が行われ、私も毎年見学させていただいています。幸い、ここ数年においては決壊による浸水被害が発生しておりませんが、平成19年9月の台風9号では、多摩川の水位が避難判断水位8m20cmを超えたこともあって、堤防の外側の地域である二子玉川南地区の住民に対して避難勧告を発令した事がありました。地球温暖化によるゲリラ豪雨が多発する昨今においては、被害想定等日頃からの備えが重要だと考えています そこで伺います。1.万が一、多摩川が決壊し洪水被害が発生した場合の地下街への対策など、区として取り組んでいる対策について伺います。 2.二子玉川の南地区はやはり水害に対しては、リスクの高い地区といえます。現在、暫定堤防の建設も進んでいますが、この1月には玉川総合支所の尽力によって、水害時避難行動マップを作成し、この地区の皆さんに全戸配布されたと伺っています。とても良い取り組みであると思います。そこで伺いますがこのマップを作成にあたって、工夫した点や今後、どのように活用されていくのか伺います。地球温暖化による局地的な豪雨は、今後も増加傾向にあると考えられます。いつ何時、洪水被害が起きても不思議ではありません。今後も区民の安全、安心のため被害軽減のための継続的な取り組みをお願いしまして質問を終ります。


<企画総務>

振り込め詐欺対策について質問します。新聞報道によりますと、全国で平成20年に発生した振り込め詐欺被害額は、約276億円で、ピークだった平成16年の約284億円について過去2番目の記録したとの事です。振り込め詐欺は、20年に入り過去最悪のぺースで推移していましたが、10月を撲滅月間と位置付け、ATM周辺に1日最大約6万人の警察官を動員するなど徹底的な取り組みを実施した結果、10月から12月までの被害額を減少させることができたとのことです。東京都内では、約60億円の被害額であり、警視庁では、9月、10月を特別緊急対策期間として検挙対策などを強化し、10月一杯を振り込め詐欺撲滅月間と位置付け、過去に犯人が現金の引出しに利用した場所を中心に、都内のATMの機械の前に警察官や防犯ボランティアを配置したと聞いています。世田谷区であっても、平成20年は約4億7000万円の被害があったと聞いています。 そこで平成20年の世田谷区の状況と世田谷区は、どんな防止対策に取り組んできたのか伺います。昨年の10月から12月にかけて、振り込め詐欺の被害件数は減少したと言えると思います。しかしながら本年に入り振り込めに代わり、郵便局のエクスパックの封筒に入れて送ったり、バイク便や宅配便の業者が行くので渡してほしいなど、お金を手渡しさせる手口が増加しているそうです。そこで警視庁では2月を振り込め詐欺撲滅月間として、誘拐事件を専門に調査する部署の捜査員も投入して、昨年10月の発生件数の半減を目指して取り組まれたそうです。ここで心配されることは、定額給付金に関して区の職員や総務省などをかたった電話がかかってきたり、定額給付金を口実、手口とした振り込め詐欺が拡大することです。そこで定額給付金に係る振り込め詐欺対策について区の対応を伺います。 次に役所の車について伺います。 私も、区役所の駐車場を利用させてもらっていますが、役所の車の交通事故と車のキズが気になります。自分の車なら「こんなキズをつけないだろう」と思うことが多いのですが、委員会などで交通事故の報告を毎回受けて、そのたびに「保険で支払ったから」とあたかも役所の支払いがないような説明もうけます。確かにその事故の処理に役所なら直接支払うことはないにしても、保険だと事故が起こることで割引率が減るか、もしくは割り増しされるか、そのあたりはハッキリしませんけれども事故が起こることで保険料への跳ね返りがあると思うのですが役所が入っている保険ではどうなのでしょうか?伺います。 事故を起こしても痛くもかゆくもないのでは、自分の車のように注意深く運転はしないとおもうのです。事故を恐れて、だれも運転しなくなっては困るので職員の個人責任を問うつもりはありませんが意識改革を図るためにも、区の保険料にかかる問題だとしっかり周知していただきたいと要望して質問を終わります。


<区民生活>

最初に区民健康村について伺います。 区民の第2のふるさとづくりということで世田谷区と群馬の山奥の農村川場村が縁組協定を結んで28年になり、先月にはふじやまビレッジとなかのビレッジの二つの利用者が延べ150万人を超えたと伺いました。すごい数字だと思います。この二つの施設には学校の移動教室で子どもたちも利用しますが、全体としてはリピーターの利用がとても多いと聞いています。一度行ったらやめられない、まるでお菓子の宣伝のようですが、利用者の中でリピーターの割合は実際どれぐらいなのでしょうか。また、リピーターが多いことを、どのようにとらえているのか、伺います。第2のふるさとは顔が見えてこそ豊かになっていくわけですから、繰り返し川場村を訪れて、村民と交流を深めることの意義はわかります。でも、いじわるな見方をすれば利用者は一部の区民に偏っている、ともいえます。二つのビレッジのキャパシティを考えれば、おのずと限界もあるのでしょうか、第2のふるさとづくりの理念を実現するためには、より多くの区民に利用して欲しいものです。そのためにも、新たな利用者を増やすことが求められると思いますが、区は、これまでどのような取り組みをして、今後はどう考えているのでしょうか、伺います。 ところで、熊本区長と農村である川場村の村長が交流事業の共同宣言をしましたが、その中で農業塾について、取り組み状況や成果を伺います。実は、農業のことを聞きたくて今の質問をしました。世田谷区でも、農業の役割といいますが、機能に着目して、これまでの都市農地課が都市農業課に名前を変えます。農地というと地面の感覚でしたが、農業というと人の生活が感じられます。生活ということは農業にたずさわる、ということですが、そういう思いを広めていくためにも、区民の農業体験が重要だと思います。区でも農作業体験塾ということを行っていますが、取り組みや成果など伺います。塾はこころざしを持った人が集まり、人材となっていく場ですから、この卒業生などが世田谷農業を支援する人として活躍して欲しいし、それを担う仕組みとして区の農業サポーター制度は有効だと思っていますが、この制度の取り組み状況を伺います。先ほど第2のふるさとのところでも申し上げましたが、何事もお互いの顔が見えてこそ、生まれるものが大きくなります。今後の充実を要望して質問を終わります。


<福祉保険>

最初に区民生活領域ではありませんが、リサイクルについて伺います。先日、機会があって荒川区役所と新宿区役所に伺いました。その窓口に「変わったものがあるな」と見てみたら「入れ歯の回収ボックス」でした。大都会の眠っている鉱脈みたいな話で携帯電話のレアメタルの回収に向けて都が乗り出したような話もあります。その住民が使わなくなったものが何かの形で別の価値を生む、こういうリサイクルもありなんだと認識を持ちました。そういう時に見つけた「入れ歯の回収ボックス」でしたので、強烈な印象を受けたわけです。なんでも入れ歯についている歯にかけるバネ、これをクラスプというそうですが、このクラスプには貴金属が含まれていて、これをリサイクルして、そこから生まれた収益をユニセフを通して世界の子どもたちを救う、という流れと伺いました。もちろん、入れ歯以外にも歯をかぶせたクラウン歯に詰めたインレーとか歯と歯をつないだブリッジなども対象だそうです。荒川区では社会福祉協議会が窓口になっていました。人口が多い世田谷区ですから、それだけに入れ歯の数も多いことでしょうし、入れ歯を回収ボックスに・・・・・入ればなんて駄洒落を言っている場合ではないのですが、使わなくなった入れ歯で世界の子どもたちを救えるのでしたら、協力してもいいのではないかと思いました。社会福祉協議会の考えもあると思いますが、こういう活動について区も何か協力はできないものでしょうか、伺います。 次に、介護予防、健康づくりの自主活動団体への支援について伺います。今回、区が予算計上されているこの支援は、高齢者の方々が地域で運動を続けたり、認知症の予防活動を継続する後押しになることだと思っています。本会議の質疑の中でも、高齢化率のことを引き合いに出された他会派の委員がいましたが高齢者の地域での活動は、例えば高齢者クラブ以外にも支えあいミニディやふれあいいきいきサロンや生涯学習セミナーのOB会など、高齢化率か進んでいても世田谷区は他の区に比べて盛んな感じを抱いています。そのような活動を支援する取り組みですから、高齢者に礼をもって接する地盤を作っていくためにも充実して欲しいと思いますが、支援の中身は5名以上の団体に対して、10名でも50名でも、一律24.000円の補助ということです。予算額が約490万円ですから約200団体が受けられます。これは、けやきネットのゆうれい団体ではないのですが、同じ団体を分割して申請するような不正が起こることがあると思います。どうやって確認するのでしょうか。また、実施の時期などはどうなのでしょうか。伺います。 次にシックハウス対策について伺います。2月13日給田小学校の落成式に参加しました。晴れた日は富士山も見えるという校舎、もう一度子どもに戻ってこの学校で給食を食べたいな、と思ったほどでした。しかし、オープンタイプできれいな教室を見たときにふっとシックハウスのことが頭をよぎりました。改築される学校だけでなく、区の施設も改修や改築などが進みます。そして、どの施設も長い時間そこにいる人がいるわけです。学校なら子どもたちや先生たち、図書館や区民センターなら利用者や職員、特にそこで働く人は長時間その施設内にいるわけです。アルミサッシで隙間風もない建物の中には、建材以外にもトイレの匂い消しからゴキブリの殺虫剤、化粧品の匂い、もう「わけがわからなくなる」ぐらいたくさんの科学物資がこもってしまうわけですが、こういう中で子どもたちや利用者、職員への科学物資対策は不可欠です。区ではどのように考えているのか伺います。


<都市整備>

東八道路の今後の計画はどうなっているのか。 世田谷区内の交通事情、特に自動車を利用する者として、新しい道路の整備について伺います。皆さんは東八道路を知っているでしょうか・甲州街道と平行して、府中の東芝町から、JRむさしの線をくぐって、多摩こりょう少年院、そして多摩霊園や府中の運転試験場、調布の航空宇宙研究所の前を通って世田谷区の一番北の部分、三鷹市の境までの道路が4車線の広い道路です。世田谷区に入りますと、下本宿通りと言われている通りとなります。この、下本宿通りを抜けると中央高速の下の道路を通って環八に抜ける事ができます。下本宿通りは、対面通行でバスも通っているのですが、歩道も満足についていない道路です。途中にはクランクの所があって、沿道には久我山盲学校、岩崎通信、久我山病院があって、そこの利用者も使う道路であって、安全な歩道が必要であります。近くの人見街道もそうですが、歩道が貧弱で困ったものです。杉並区の住民がテレビで訴えていたことに記憶があります。私は、実家が三鷹にある事から車で実家に行く時に東八道路や下本宿通りを利用します。先日も下本宿通りを通ったところ、沿線で新しい住宅が建築されていました。同じ沿線にある朝日生命のグランド跡地にマンションが建築された時には、通り沿いに歩道が整備されたのですが、今回は歩道が整備されませんでした。この新しい住宅が道路ギリギリに新築された状況から、下本宿通りが拡幅の予定がないのではと感じました。そうなると、東八道路の延長が下本宿通りでないことになになるとこのまま終点なのか、現在の行き止まりの先がどうなるのか心配になります。そこでまず、東八道路のこの先の計画はどうなっているのか、進捗状況も含めて教えて下さい。 東八道路の状況は分かりましたが、大きく三鷹、杉並側に迂回するようなルートとなると、今まで通り三鷹方面から来た車は、真っ直ぐに下本宿通りに入って来てしまう様に思えます。今後、下本宿通りは現状のままなのでしょうか? また拡幅する予定はないのでしょうか? 下本宿通りの方は、なかなか難しいようですが甲州街道から北側にあるこの地域の道路整備は遅れていると思います。話を聞くと、東京外かく環状道路のインターチェンジが、現在、東八道路が終わっている所にできる計画のようです。ここにインターチェンジができると、この周辺に車が集まることが予想され、道路整備が遅れているこの地域は、大変危険な状態になると思います。先日、世田谷区の道路整備方針の調整計画の資料をいただいたのですが、この周辺の道路の事業化の予定がありませんでした。そこで、今後の地域の道路整備を、どのように考えているのか伺います。もう一点、桜新町と用賀を結ぶ国道246号の旧道で駒沢給水塔のあたりで、246号の新道とわかれて、桜新町、用賀を通り、瀬田の交差点に抜ける道路です。桜新町と用賀の間でまだ開通していない区間があります。その区間だけ、狭い道路に迂回しなければなりません。しかし、現場を見ると舗装は終っていて、どう見ても車が通れる状況のように思えます。なぜ、車を通す事ができないのか、伺います。


<文教>

初めに学校協議会フォーラムについて去る1月31日に、学校協議会フォーラムが、五つの地域に分かれて開催されました。地域ごとにテーマを掲げ、それぞれ趣向を凝らした内容だったと思います。私は、北沢地区のフォーラムに参加しました。フォーラムでは「共に学ぼう合同学校協議会~合同学校協議会の充実に向けて~」というテーマのもとで防災、防犯、小中学校の連携、健全育成活動等の実践報告やパネルディスカッション等が行われ大変に貴重な時間を過ごすことができました。私は、第1回のフォーラムから参加していますが、確か平成10年3月に太子堂小学校で神戸から学ぶ地域防災活動をテーマに開催されたのが最初のフォーラムだと記憶しています。初めての開催ということもあり、期待に胸が膨らんで参加した事が懐かしく思い出だされます。これまで開催されてきたフォーラムの内容を思い出してみると、その時々の子どもを取り巻く問題や教育課題も反映され、意見や情報交換の場として、また、学習やネットワーク強化の機会として、大切な役割を果たしてきているように思います。しかし、今回フォーラムに参加した折に、来年度からは、学校協議会フォーラムを、7月あるいは8月に開催している教育フォーラムに取り込んで開催していく方向性が示されました。そこで伺いますが、地域ごとの開催も大変意味があるように思うのですがなぜ教育フォーラムに統合するのか、また、統合することにより、どのようなことを新たに期待するのか、教育委員会の見解を伺います。実際にひとつのフォーラムにして「あれも、これも」と欲張ると全体として中途半端になってしまう可能性もあります。現場の先生方の意見を聞きながら、これまでの積み重ねを大事にして欲しいと思いますがそのあたりはいかがお考えでしょうか、伺います。 教育委員会の考え方については理解いたしましたが学校協議会については、小中合同学校協議会の開催など新たな取り組みも始まっていますが、これまで学校協議会フォーラムが果たしてきた実績等を踏まえ、一層学校協議会の活動が充実、発展するよう推進をお願いします。 次に、文化財の防火対策について伺います。 2月17日に、江戸時代の農家の形式をつたえる三田家住宅主家が全焼しました。文化財の指定ではなかったですが、世田谷の古民家がなくなったことは非常に残念なことです。三田家住宅の焼失のちょっと前には、おとなりの杉並区でもトトロの家のモデルとなった古民家が全焼するなど、最近、歴史を刻む貴重な建築物の焼失の報道が多くあります。文化財について、防火等の措置は十分に対策がなされていると思います。テレビ報道によると、京都では火災が発生した場合、文化財を敏速に安全な場所に持ち出すために、消防署が事前に文化財がある位置を示した配置図を整備し、また、その特徴や内容、写真等カード化し、持ち出しの優先順位も明確にしておき、消防隊員が効率的に、また効果的に対応できるようにする試みが検討されているようです。日本を代表する文化財が数多く存在する京都ならではの知恵だと思いました。そこで世田谷区においては、文化財を火災から守るために、どのような対応を行っているのか伺います。 次に、新BOPが使用するトイレについて伺います。 先日、特別支援学級のある小学校の新BOPを見てきました。障害のある児童にとっても、新BOPは、集団遊びを通した交流の中で社会性を育み、成長を図る大切な場となっています。新BOPのスタッフが各児童の状態や障害を理解し、安全管理に心をくだきながら、放課後が実り豊かな時間となるよう努力している様子は非常に好感を持てるものでした。ところが、まだ、身近の自立が十分ではない児童が、排泄に失敗をしてしまった場面に遭遇した時です。新BOP使用のトイレはバリアフリーではありませんでした。スタッフが介助をしようとしても、和式トイレの個室は児童一人分のスぺースです。スタッフが汚物や下着の処理をできるような機能は、もちろんですが、せめて汚れてしまった体をきれいに流せる温水シャワー機があればと思いました。特別支援学級設置校の新BOPトイレのバリアフリー化について今後の区の考えを、お聞かせください。


<補充質疑>

今日は、これまでの質疑の中でお聞きできなかった事を伺います。 最初に、清掃リサイクル事業のこと、特に収集日のお知らせについて伺います。本会議での他会派からの質問や答弁から、不燃物の回収について、全体としては減ってきているが、まだまだ課題があることがわかりました。我が家のことを考えると、土曜日のペットボトルと不燃物ごみに課題がありました。携帯メールで案内するようなことが議会にも報告され新聞でも報道されていましたが、よい取り組みだと思いました。ところで、携帯メールは最近では高齢者でも老眼鏡を片手に使う人も増えてきたと思いますが、まだまだ若者やファミリー世代が使うサービスです。収集日のお知らせについても、特に高齢者向けには掲示板での広報や商店街やスーパーなどで放送して周知するとか、チラシなどの文字を大きくする等の配慮も必要だと思います。収集日のお知らせについて区で認識している課題と対応など工夫すべき点について伺います。区のお知らせ3月1日号を見ていたら最後のぺージに栄養士の資格を生かしませんか~世田谷区在宅栄養士会会員募集という記事が目に入りました。各総合支所の健康づくり課を拠点に児童館などでの離乳食相談や健康教室で話すことなどがおもな活動内容とありました。また、同じ3月1日号に区立小中学校の給食栄養士のアルバイト登録の記事も載っていました。こちらは1日8時間以内で日給は1万900円以内とありました。同じ栄養士資格を持っている区民に対して、かたやボランティアでかたや求人・・・・ちょっと悩んで記事を読んでいました。私は、区長が、ご自慢のクッキングカーの出前講座など、考えてみたら学校以外でも食育を推進していく時代になったのですから、栄養士の方々のお力添えをお願いすべきとは思いますが、こういう社会状況の中では、何らかのインセンティブが、必要と思うのです。また、栄養の専門大学を始め、もしかしたら卒業生のネットワークがあるかもしれません。そういう同窓会的なチャンネルも利用して、呼びかけるべきと思います。このあたり、区はどのように考えているのか伺います。 次に、住民基本台帳法改正の動きについて伺います。 新聞に外国人の住民票作成という国の動向が記事になっていました。2012年の施行を目指すということのようです。なんでも在留期間が3ヶ月を超え、外国人登録証明書の代わりに、国が新たに発行する「在留カード」の交付対象者や特別永住者の方々が対象ということです。私は、区の窓口から外国人登録の業務がなくなるのかな、と単純に思ったのですが、たぶん・・・・・そう単純なことではないのが世の中です。想定される課題や事務作業、準備、体制など区はどのような考えなのでしょうか。 学校給食の展示について伺います。 先日、第2庁舎の入り口のところで学校給食の展示がありました。いい取組みだな、と思ったところです。長い道を通って学校に通った私は勉強より給食が楽しみでした。給食には色々な思い出があります。ところで、最近は「なつかしの給食」が本になったり、それが飲食店のメニューになるほど、ノスタルジーの対象にもなりますが、今の給食については現役PTAでないとなかなか知る機会がありません。でも、こういう展示は一般の区民の目を引くものですし、学校への関心や理解を深めるきっかけになるのではないのでしょうか。私としては、第2庁舎だけでは、もったいないな、と思ったのです。今回の展示について区民からの評価はどうだったのでしょうか。また、各地域での巡回展示など工夫はできないのでしょうか。給食への関心から世田谷の教育を知ってもらう、いい取組みだけに頑張って下さい。